ブルージェイズ・菊池が2度目の登板 7安打6失点で敗戦投手に

オープン戦【オリオールズ11-6ブルージェイズ】@TDボールパーク

日本時間3月11日、菊池雄星(ブルージェイズ)がオリオールズとのオープン戦に先発。初回に2本のアーチを浴びて5点を失うなど、3回途中まで60球を投げて被安打7(うち被本塁打2)、奪三振5、与四球2、失点6と精彩を欠き、敗戦投手となった。試合は4本塁打を含む14安打11得点と打線が爆発したオリオールズが11対6で勝利。オリオールズ先発のアルバート・スアレスが勝利投手となり、5番手のチェイス・マクダーモットにセーブが記録された。

日本時間2月27日のパイレーツ戦以来オープン戦2度目の登板となった菊池は、初回先頭のガナー・ヘンダーソンを見逃し三振に仕留めたものの、続くアンソニー・サンタンデールに2号先制ソロを被弾。そこから連打と四球で満塁のピンチを招き、超有望株ジャクソン・ホリデイにオープン戦初アーチとなるグランドスラムを浴びた。

2回表は四球とヒットで無死1・3塁のピンチとなり、サンタンデールのショートゴロ併殺打の間に三塁走者が生還。3回表も続投したが、2本のヒットを浴びて1・3塁のピンチを招いたところで球数が60球に到達し、マウンドを降りた。オープン戦とはいえ、開幕に向けて不安が残る投球。オープン戦の成績は1勝1敗、防御率12.46となっている。

オリオールズのホリデイは「プロに入ってから、左腕から打った初めてのホームランなんだ。オープン戦だけどカウントするつもりだよ」と菊池からの一発を振り返った。まだプロ入り3年目の20歳だが、オープン戦はここまで9試合に出場して打率.286、OPS.917をマーク。開幕ロースター入りに向けてアピールを続けている。

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