「とびしまライナー」が3月末で廃止 運行会社が届け出 広島県呉市の大崎下島と広島市を結ぶ路線

広島県呉市の大崎下島と広島バスセンターを直接結んでいたバス路線が、廃止されることになりました。

大崎下島と広島バスセンターを結ぶ「とびしまライナー」は、1日4往復8便が運行されていましたが、コロナ禍の影響もあって去年4月から運休していました。

呉市によりますと、運行している「さんようバス」は、今月末で廃止するという届け出を中国運輸局に提出しました。

廃止の理由について、さんようバスからは、▽今後も利用者の回復が見込めないことや、▽車両の修理費などが増大していること、さらに▽物価高騰にともなって経費がかさむことが見込まれることなどと、説明があったということです。

大崎下島と本土を結ぶ路線バスは、瀬戸内産交が呉市広までの便を運行していて、広駅でJR呉線に乗り換えて広島方面に向かうことができます。

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