<アカデミー賞>主演女優賞は『哀れなるものたち』のエマ・ストーン! 『ラ・ラ・ランド』以来2度目の受賞

エマ・ストーン(C)Zeta Image

日本時間3月11日、第96回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、『哀れなるものたち』のエマ・ストーンが、自身2度目となる主演女優賞に輝いた。

エマ・ストーンは、テレビドラマ出演を経て、青春コメディ『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画デビュー。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞に初ノミネートを果たし、『ラ・ラ・ランド』で見事主演女優賞を獲得。『女王陛下のお気に入り』でも助演女優賞候補に入ったほか、プロデュースも手掛けた本作では主演女優賞に加え、作品賞でもノミネートされている。このほか、『小悪魔はなぜモテる?!』と『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、『クルエラ』ではゴールデン・グローブ賞にノミネート。『ゾンビランド』シリーズやサム・ライミ監督による『スパイダーマン』シリーズなどに出演する。

哀れなるものたち』は、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とエマが再タッグを組んだファンタジー。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、天才外科医によって胎児の脳を移植され、死からよみがえった若き女性ベラが、大陸横断の旅を通じて時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げるさまを描く。共演はマーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフら。本作でエマは本年度の賞レースを席巻。英国アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞している。

<第96回アカデミー賞主演女優賞:候補者一覧(★が受賞者)>

アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』

リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』

キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』

エマ・ストーン哀れなるものたち

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