奈良県教育委員会は2024年3月8日、2024年度（令和6年度）奈良県公立高等学校入学者一般選抜等実施状況を公表した。一般選抜を実施した全日制17校19学科の実質倍率は1.06倍。学校・学科別では奈良（普通）1.18倍、畝傍（普通）1.19倍など。
2024年度奈良県公立高校の一般選抜は2月26日～3月4日に願書を受け付け、3月8日に学力検査等を実施した。全日制課程は17校19学科の募集人員4,440人に対し、4,702人が出願。検査当日の欠席者13人を除く、4,689人が受検し、実質倍率（受検者数／募集人員）は1.06倍となった。
学校・学科別の実質倍率がもっとも高かったのは、市立一条（普通）1.45倍。ついで、高円芸術（普通）1.24倍、畝傍（普通）1.19倍、奈良（普通）1.18倍、郡山（普通）1.18倍、高田（普通）1.18倍、生駒（普通）1.10倍など。
一方、奈良北（数理情報）0.65倍、桜井（普通・一般）0.99倍、香芝（普通・表現探究）0.80倍など7校7学科では、実質倍率が1.00倍を下回った。
一般選抜の合格発表は、特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科（コース）が3月14日、一般選抜で定員のすべてまたは一部を募集する学科（コース）は3月15日に行う。
今後、一般選抜では、定員に満たなかった学校で二次募集を実施する。募集人員は3月15日発表予定。出願は3月18日午前9時から3月21日午後3時まで受け付け、検査は3月25日に行われる。
川端珠紀
