春の岩手競馬が開幕 奥州・水沢競馬場

ファンが見守る中、さっそうと駆け抜ける競走馬=奥州市・水沢競馬場

 春の岩手競馬は10日、奥州市の水沢競馬場で開幕した。心待ちにしていたファンたちが騎手や競走馬に声援を送った。

 県内外から2196人が来場し、全11レースを楽しんだ。山形県長井市の介護士別部悦子さん(52)は「春競馬は初めてでわくわくする。また来たい」と声を弾ませた。

 県競馬組合によると、初日の売り上げは3億4025万円。春競馬は週末を中心に31日まで計11日間開催し、レースの売り上げの一部は能登半島地震の義援金に充てる。

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