V1女子V Cupが開幕 若手も躍動のチャンス

JTの宮部愛芽世【写真:中川和泉(NBP)】

バレーボールの国内トップリーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)はNECレッドロケッツの連覇で幕を閉じたが、熱い戦いがまた始まっている。2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V Cupが開幕し、3月9日(土)、10日(日)に4会場で8試合が行われた。

V CupではV1女子12チームを2グループに分けて1回戦総当たりによる予選ラウンドを行い、各グループの上位2チームがファイナルラウンドに進出。トーナメント方式のファイナルラウンドを行って、4月7日(日)に優勝チームが決定する。予選AグループはNECレッドロケッツ、埼玉上尾メディックス、デンソーエアリービーズ、日立Astemoリヴェーレ、PFUブルーキャッツ、KUROBEアクアフェアリーズ。Bグループは東レアローズ、久光スプリングス、JTマーヴェラス、トヨタ車体クインシーズ、岡山シーガルズ、プレステージ・インターナショナルアランマーレ。3月5日(火)に発表された女子日本代表登録選手が離れたチームにとっては、フレッシュな顔ぶれがコートで躍動する機会になる。

久光は西村弥菜美に代わって、内定選手の高橋葵(東九州龍谷高)が9日のアランマーレ戦にリベロとしてフル出場。花井萌里がケガで出場していないこともあるが、早々にトップレベルの試合を経験した。セッターの関菜々巳が2月末に退団した東レは、10日の岡山戦で内定選手の川副華笑(福岡大)が出場機会を得た。またJTは10日のアランマーレ戦で宮部愛芽世(東海大)が25得点の活躍でVOM(Vリーガーオブザマッチ)に選出され、早速存在感を発揮するなど、各チームの新戦力を目撃する貴重な機会になりそうだ。

V1女子V Cup試合結果一覧(3月10日終了時点)

[V Cup試合結果]

■3月9日(土)

日立Astemo ◯3-1● PFU

岡山 ◯3-0● トヨタ車体

デンソー ◯3-1● KUROBE

久光 ◯3-2● アランマーレ

■3月10日(日)

埼玉上尾 ◯3-1● PFU

岡山 ◯3-1● 東レ

NEC ◯3-0● KUROBE

JT ◯3-1● アランマーレ

© 日本文化出版株式会社