大島優子が「アンチヒーロー」で出産後初の連ドラ出演。「あらためてものづくりをすることの時間を貴重に感じる」

大島優子が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「アンチヒーロー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

長谷川博己が主演を務める「アンチヒーロー」は、「電車に1本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」など、日常のほんの少しのきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう…そんなバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメント作。弁護士ドラマという枠組みを超え、ヒーローとは言い難い限りなくダークで危険な主人公を通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問い掛ける。長谷川は、殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士を演じ、主人公の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海堀田真由の共演が決定している。

そんな司法の世界を舞台にした物語で、大島は、弁護士のサポートをする事務員のパラリーガル役で登場。ビジュアルとティザー映像が解禁となった。大島が連続ドラマにレギュラー出演するのは、第一子を出産後初となる。

大島のTBSドラマへの出演は、「ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜」や、自身初の主演ドラマ「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」などがあり、「日曜劇場」枠への出演は2013年放送の「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」以来11年ぶり。また、地上波連ドラへの本格的な出演は、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)以来2年半ぶりとなる。

大島は「日曜劇場『アンチヒーロー』に出演させていただけること、とても光栄に思います。すでに、撮影現場では刺激ある空気と芝居でのキャッチボールを楽しませてもらっています。自分の役と向き合える時間を久しぶりに体感して、あらためてものづくりをすることの時間を貴重に感じています。微力ながら、この作品のエネルギーに少しでもなれるよう努めていきたいと思います」と強い意欲を持って撮影に臨んでいる。

作品を手掛ける飯田和孝プロデューサーは「法律と同様に、資格もまた人間が決めたルールです。資格を持っているかどうかで『合法的にやれること』が大きく変わります。大島さんには、ベースが“陽”の中にも、一言では言い表せない繊細な感情を表現していただいています。大島さん演じるパラリーガルが弁護士資格を持っていない中で、どんなことを感じて、どう動いていくのか、アンチな弁護士とどう向き合っていくのか、楽しみにしていただければと思います」と、大島の役柄について語っている。

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