北朝鮮外務省代表団が「モンゴル」訪問…友邦国との「関係強化」のため

北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”など北朝鮮メディアは10日「北朝鮮外務省代表団がモンゴルを訪問する」と報道した。

朝鮮中央通信は「パク・ミョンホ(朴明浩)部長を団長に、外務省代表団がモンゴルを訪問するため去る9日ピョンヤン(平壌)を出発した」と伝えた。

モンゴルは新型コロナウイルス感染症の発生期間も平壌内の公館を運営するなど、北朝鮮と外交関係を維持してきた親北国家である。

ことし1月、北朝鮮駐在の新任モンゴル大使は崔竜海(チェ・リョンヘ)北朝鮮最高人民会議常任委員長に信任状を提出している。

北朝鮮政府代表団のモンゴル訪問は、両国関係強化に関する協議を通じて伝統的な友邦国との関係を強固にするためのものだとみられる。

北朝鮮外務省代表団がモンゴルを訪問するのは、新型コロナ事態以降初めてである。

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