震災からの復旧・復興に向け、千葉県が取り組んできた事業はほぼ完了しています。
これに伴い、県は全庁的な調整を担ってきた「県災害復旧・復興本部」を2023年度末で廃止します。
県は2012年に、東日本大震災からの復旧・復興に関する指針を策定し、207の復旧・復興事業に取り組んでいます。
県によりますと、このうちの約98%にあたる202の事業が既に完了しました。
片貝漁港と外川漁港の防潮堤を整備する津波対策事業など5つは引き続き整備を進めます。
こうした進ちょく状況を踏まえ、県は全庁的な調整を担ってきた「県災害復旧・復興本部」を2023年度末で廃止します。
県危機管理政策課は「引き続き、中長期的に取り組む事業もあるので、着実に取り組んでいく」と話しています。