米商務長官、11日からフィリピン・タイ訪問 米企業幹部ら同行

David Shepardson

[ワシントン 10日 ロイター] - 米国のレモンド商務長官は、11日からフィリピンとタイを訪問する。米主要企業の幹部も同行し、通商・投資案件を協議する。

訪問に先立ち行われたインタビューで、インド太平洋地域での経済的連携を強化することが目的だと述べた。

12日までフィリピンを訪問し、その後2日間の日程でタイを訪れる。

ホワイトハウスによると、ユナイテッド航空やアルファベット傘下のグーグル、 マイクロソフトなど22社の幹部が同行する。

レモンド氏は、フィリピンで新たな米国投資案件が今週発表されることを望んでいるとし、今回の協議が将来に向けた投資の土台になることを期待していると述べた。

タイ訪問は製造業やサプライチェーン(供給網)、人工知能(AI)、クリーンテクノロジーの分野に焦点を当てる。また、首都バンコクで米国主導の「インド太平洋経済枠組み」(IPEF)関連会議に出席する。

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