「アスリート向け」梅干しアピール 大阪マラソンで配る、全国一の産地和歌山・田辺市とJA紀南

大阪マラソンの関連イベントで多くの来客があったウメパワプラスの販売コーナー(和歌山県田辺市提供)

 和歌山県田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は、このほど開催された「大阪マラソン2024」(大阪府など主催)で、アスリート向け梅干し「ウメパワプラス」をPRした。

 ウメパワプラスは「紀州南高梅」の種を抜いて個別包装した商品で、走りながら口に入れることができる。

 田辺市やみなべ町など6市町と関係団体でつくる「紀州梅の会」と県が2013年に開発。梅干しに含まれるクエン酸には疲労物質の発生を抑える作用があり、塩分補給もできることから、アスリートにアピールしている。

 大阪マラソンでは、ウメパワプラス1万個を用意。37.6キロ地点でランナーに配布した。

 大会直前にあった関連イベントの会場でも、ウメパワプラスやドライフルーツ、グミなどを販売。コロナ禍が落ち着いたことから昨年より来場者が多く、リピーターも訪れるなど好評だったという。

 今月は紀州梅の会も、東京の板橋シティマラソン、渋谷表参道ウィメンズランでPRする。

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