国公立大、4399人を門前払い 2次試験の中・後期日程

文部科学省

 文部科学省は11日、国公立大2次試験の中期・後期日程で、大学入学共通テストの成績により受験生を門前払いする「二段階選抜」の不合格者が、昨年より272人少ない4399人だったと発表した。前期日程を含めた二段階選抜の不合格者は延べ8812人。

 中・後期日程では、国立24大学29学部、公立5大学7学部が二段階選抜を実施した。不合格者が最も多かったのは、国立は山梨大の853人、公立は大阪公立大の423人だった。

 後期日程は12日以降で、一部公立大の中期日程は8日から実施されている。

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