リーグ・アンでフル出場からも遠ざかるムバッペに…エンリケ監督「今後の幸運を祈るしかできない」

スタッド・ランス戦では73分からの出場となったムバッペ。[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペがリーグ・アンでまた途中からの出場にとどまった。

先月に今季限りでの退団意思をクラブに通達したと報じられたムバッペ。リーグ・アンではその報道があってから明らかにプレータイムを減らしており、直近の3試合ではフル出場もない。

先のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16こそ2試合ともフル出場し、計3ゴールと活躍したが、10日に行われたリーグ・アン第25節のスタッド・ランス戦では73分からの出場に終わった。

フランス『Le Parisien』によると、スタッド・ランス戦後のルイス・エンリケ監督に対してはそのムバッペの件に関する質問が複数あったようで、起用法に口を開いた。

「私の決断はシーズンを通じて常に同じだ。昨日、私はリーグ・アン全体で最も先発メンバーを入れ替えている監督だと言われた。だが、選手が私に従ってくれる限り、この戦略を続けるつもりだ。これまでのところはうまくいっている」

また、「ムバッペがリーグ・アンでフル出場する姿を見られるか?」との問いに「わからない。答えかねるね」と返すと、ムバッペにメッセージを送った。

「キリアンを含め、全選手が活躍している。これ以上は言うことないと思う。キリアンに関しては私に何の疑いもないが、今後の幸運を祈るしかできない。彼は選手としても、人としても、一番だ」

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