シティ離れても不遇のカルヴァン・フィリップス、直近の一戦は失点関与でHT交代

近年不遇のカルヴァン・フィリップス[写真:Getty Images]

イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスがレンタル先でも停滞している。イギリス『ミラー』が伝えている。

今冬マンチェスター・シティからウェストハムへ半年レンタルに出たフィリップス。イングランド代表で一定の責任を負う司令塔は、今夏開催のユーロ2024を見据え、プレータイム確保とコンディション調整のために新天地行きを選択した。

いくらシティでロドリゴ・エルナンデスに勝てないとはいえ、リーズ・ユナイテッド時代の圧倒的存在感を考えれば、その実力は確か。しかし、クラブレベルを一段階落とした東ロンドンで7試合…未だフル出場がなく、評価も振るわない。

10日に行われた降格圏19位のバーンリー戦では、先発出場もハーフタイムに交代。11分のバーンリー先制の場面、フィリップスはボールホルダーのダビド・ダトロ・フォファナに対するチェックが甘く、直後に超絶ミドルを叩き込まれた。

また、前半45分間のパス成功率も28本中22本と、役割を考慮すれば水準以下。デイビッド・モイーズ監督は堪らず交代を決断し、ウェストハムは前半0-2から後半2発でドローに持ち込んだ。

ある現地のハマーズファンは、試合後にSNSで「ようやく理解した。彼がなぜシティでベンチに座っていたか。ウチでも先発は勘弁してくれ」と投稿...。

何とかリーズ時代の評価を取り戻したいカルヴァン・フィリップスだが、人生は山あり谷あり、ピッチ上では厳しい日々が続いている。

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