島根県江津市で、船が河口近くの砂地に乗り上げ２人が救助された海難事故で、乗組員が食事の購入やトイレのため、コンビニに行こうとしていたことが分かりました。
浜田海上保安部によりますと、11日午前３時50分ごろ「乗船している船が江の川河口で乗り上げた。救助して欲しい」と通報がありました。
乗り上げた船には2人が乗っていて、巡視船とヘリコプターが現場に向かい、ヘリコプターから機動救難士が現場に降下して安全を確保し、2人を巡視船のゴムボートに乗せて陸上に運びました。
2人にけがはありませんでした。
船は長崎県五島列島から鳥取県境港市に向け航行中で、夜間航行を避けるため、江の川付近で錨泊し、食事の購入やトイレのため、コンビニエンスストアに行く目的で、江の川の岸壁に着岸するため航行していたところ、河口の浅瀬に乗り揚げたということです。
