まだ間に合う入園グッズの準備 手提げバッグなどのオーダーサービスの依頼は年々増加 高松市

4月の幼稚園や保育園への入園を心待ちにしている家庭も多いと思いますが、ひと苦労なのが、手提げバッグや上靴入れなどの準備です。最近は便利なサービスもあります。

高松市伏石町の手芸用品専門店「手芸センタードリーム」です。

(記者リポート)
「こらにはたくさんの生地が並んでいるのですが、バッグなどをオーダーで作ってくれるサービスがあるんです」

手芸センタドリームによると、入園グッズを手作りしてくれるオーダーサービスの依頼件数は年々増加し、単価も上昇傾向にあるそうです。

この店舗では、年間100件以上の注文があり、入園前の2、3月に集中しています。店舗でオーダーしたいグッズの材料を購入して申し込むと、専門スタッフが平均で15日間で完成させてくれます。

オーダーできるのは、手提げバッグや体操着入れなど12種類。材料費に加えて500円~3千円程度の加工賃がかかります。特に注文が多いのはレッスンバッグ、体操服入れ、シューズケースの3点です。

今シーズンはキャラクター柄が人気で、3点セットをオーダーすると、材料費が3600円程度、加工費が4400円、トータルで約8000円です。

(オーダーの利用客は―)
「(作るのは)ちょっと無理かなと思って。得意でもないので、みんな助かると思います。お母さんたち忙しいから」

(高松聖母幼稚/湖﨑由香 園長)
「子どもと一緒に選んでいただいて、子どもが好きなもので、一緒に幼稚園に向けてのわくわく感で準備していただきたい」

店舗では、手作りする人たちの支援も行っています。

(手芸センタードリーム高松南店/藤澤由佳 店長)
「そんなに難しくないと思うので、私たちもサポートするので、作っていただけたら」

© 株式会社瀬戸内海放送