【DeNA】大貫が12日のヤクルト戦先発 変化球の精度向上に重点「課題つぶせるようにしたい」

キャッチボールする横浜DeNAの大貫=横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの大貫晋一投手(30)が12日のヤクルトとのオープン戦(横浜)に先発する。11日は横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」でキャッチボールなどで調整。変化球の精度向上に重点を置く右腕は「ゲームで試せるのは週に1回しかないので、課題をつぶせるようにしたい」と言葉に力を込めた。

 5日のロッテ戦は3回1失点。握りを変えたツーシームについては「暴れるようなボールはなくなったと思う。動き方も段々と分かってきた。あとはどういうシチュエーションで使っていくか」と仕上がりは近そうだ。

 同一リーグのヤクルトとの対戦に「あえて普段は投げないボールをいっぱい投げるかもしれないし、攻め方も極端になるかも。今年は何かやってくるなというのは印象づけたい」。ライバル球団との駆け引きはもう始まっている。

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