各地で就職フェア開催、大学生の就職支援に注力―中国

大学卒業予定者を対象とする就職フェアが中国各地で続々と行われ、学生も熱心に就職先を探しています。

夏に学年が終了する中国では、3月が就職活動のシーズンです。大学卒業予定者を対象とする就職フェアが各地で続々と行われ、学生も熱心に就職先を探しています。

上海市では2月末から、「楽業上海優+」シリーズの求職フェアが開催されています。会場では「政策相談コーナー」や「職業指導コーナー」がさらに拡大され、求職者からの質問に答えています。「政策相談コーナー」では、地方政府の各部門や各分野の専門家が、就業や創業、学生への対応、救援救助権益保障などの政策の宣伝や解説、質疑応答などのサービスを提供しています。また、「職業指導コーナー」では、職業指導士が卒業予定者などに向けて指導と質疑応答を行っています。

陝西省でもこのところ、テーマ別の各種求職活動が開催され、オンラインとオフラインを結合することで、様々な求職者に就業関連サービスを提供しています。同省西安市では、2024年春季の大型採用会がこのほどスタートし、大学卒業予定者などの就職重点グループを対象に、交通物流輸送、バイオ医薬など重点業界の200社余りの雇用側が累計6200人分余りの雇用機会を提供しました。3月末までの予定でオンライン就職フェアも開催されています。陝西省では雇用促進のために今年、大型就職フェアが多く開催される予定で、うち「春風行動」をテーマとする春季の活動は1500回行われ、150万人分以上の雇用が提供されるとのことです。(提供/CRI)

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