19日頃から、この時期としては10年に一度レベルの「かなりの低温」になる可能性 北海道を除く全国各地に「低温に関する早期天候情報」気象庁発表

気象庁は11日、北海道地方を除く各地に「低温に関する早期天候情報」を発表。19日頃から、この時期としては10年に一度レベルの「かなりの低温」になる可能性があります。

気象庁によりますと、北海道を地方を除く、東北地方、関東甲信地方、北陸地方、東海地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州北部地方、九州南部地方、沖縄地方の気温は、寒気の影響を受けにくいため平年並か高い日が多い見込みです。
その後は低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があるとしています。

【東北地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.2℃以下)
東北地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【関東甲信地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.7℃以下)
関東甲信地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【北陸地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.4℃以下)
北陸地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【東海地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.2℃以下)
東海地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【近畿地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.4℃以下)
近畿地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【中国地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.3℃以下)
中国地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【四国地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.1℃以下)
四国地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【九州北部地方(山口県を含む)】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.1℃以下)
九州北部地方(山口県を含む)の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため平年並か低く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【九州南部・奄美地方】
3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.1℃以下)
九州南部・奄美地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高い日が多いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

【沖縄地方】3月19日頃からかなりの低温(5日間平均気温平年差―2.1℃以下)
沖縄地方の気温は、18日頃にかけては寒気の影響を受けにくいため平年並か高い日が多いでしょう。その後は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、19日頃からはかなり低くなる可能性があります。

続いて、石川気象予報士の解説です。

石川博康 気象予報士
「今週の中頃は春を思わせる暖かさになりますが、来週は一転して冬に逆戻りしそうです。
18日から19日頃にかけて、日本上空にはマイナス6度以下の寒気が流れ込む見込みです。マイナス6度は平野部でも雪を降らせる目安ともいわれていて、この寒気が四国付近まで南下しそうです。

山陰の平野部でも雪が舞うかもしれません。また山沿いでは積雪になる可能性もありますので、最新の情報をチェックするようにしてください」

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