コンソメはどう保存すべき? 味の素の解説に「ためになった」

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コンソメの特長や正しい使い方、保存方法などを知っていますか。

調味料や食品、冷凍食品やヘルスケア商品などのさまざまな商品開発に取り組んでいる『味の素株式会社』(以下、味の素)が、公式サイトにて『コンソメに関するQ&A』について詳しく解説しています。

意外と知らないコンソメに関するQ&A

コンソメに関するQ&Aをいくつか紹介します。

1.ブイヨンとコンソメの違いとは

ブイヨンとコンソメの違いは、以下の通りです。

ブイヨンは肉と香味野菜、ブーケガルニで煮出しただし汁です。 コンソメは、ブイヨンをさらに肉と野菜で煮出して、コク、うま味、香りを強くし、塩などで味を整えたスープです。

ブイヨンとコンソメは味も見た目も似ているため、同一の商品として認識されることも多いでしょう。しかし実は、上記のように明確な違いがあるのです。

2.コンソメの保存方法とは

未開封のコンソメであれば、常温で保存できます。ただし、なるべく涼しい場所で保管するようにしてください。すでに開封したコンソメは、しっかりと開け口を閉めて保存しましょう。

湿気を避けるため、容器品種のコンソメはキャップを閉めて、袋品種のコンソメは開け口をしっかりと折り曲げてください。

夏は、冷蔵庫で保存するようにしましょう。夏は室温が高くなりがちなため、コンソメの油脂分が溶けて、粘度が出てきてしまう可能性があります。室温に十分注意して、季節ごとに保存方法を分けるようにしてください。

3.固形タイプのコンソメと顆粒タイプのコンソメの違いとは

コンソメの形状には主に、『固形タイプ』と『顆粒タイプ』のものがあります。『固形タイプ』のコンソメは、洋風だしとして使用できます。カレーやシチューなどの汁物料理、煮込み料理、スープなどに最適です。

『顆粒タイプ』のコンソメは素材に馴染みやすいため、下味や味付けなどの使用に向いています。炒め物やスープ、ハンバーグなどの料理の下味などに最適です。

4.コンソメを入れるタイミングはいつなのか

野菜やコンソメを煮込んでスープを作る場合、コンソメはいつ入れればいいのでしょうか。その回答がこちらです。

野菜などを煮込む際に最初から入れてください。

コンソメには肉のうまみと香味野菜のコクが凝縮されているため、スープや煮込み料理に入れるだけで、一層おいしく仕上がります。この機会にぜひ、より正しい使い方でコンソメを楽しんでみてください。


[文・構成/grape編集部]


出典

味の素

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