アカデミー賞 「オッペンハイマー」受賞 被爆者は核廃絶への関心の高まりに期待 広島

原爆開発者を描いた映画「オッペンハイマー」がアカデミー賞の作品賞などを受賞したことを受け、被爆者からは核兵器廃絶への関心が高まることを期待する声が聞かれました。

映画「オッペンハイマー」は、原子爆弾を開発したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にした映画です。

アカデミー賞で、作品賞含む7部門を受賞しました。

広島県被団協の箕牧理事長は、原爆開発者を描いた映画の受賞について…

■広島県被団協 箕牧智之 理事長

「世界に公開される映画ですから、みなさんその気で見てもらえると思います。核兵器の廃絶が映画界でも訴えられることになったことは、私たちにとっては追い風になった気持ち。この映画を機に、核兵器廃絶の道が開かれることを私たちは期待しています。」

映画「オッペンハイマー」は、3月29日に全国公開されます。

(2024年3月11日放送)

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