橿原市に降臨! ストリートファイター「春麗」の銅像が登場

橿原市が協定を結ぶカプコンの人気ゲームのキャラクターが銅像になり、9日、除幕式が行われました。

橿原市役所分庁舎の前に設置されたのは、世界的に人気の対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」に登場するキャラクター「春麗」の銅像です。橿原市はゲームソフト大手・カプコンの創業者の出身地であることから、市は2022年に包括連携協定を結び、「ストリートファイター」を活用した観光やまちづくりに取り組んでいます。除幕式では県立橿原高校日本拳法部の生徒が技を披露し、会場を盛り上げました。

「春麗」の銅像は、市が去年7月に実施したクラウドファンディングで集まった約550万円で制作されました。大きさは台座とあわせて高さ1.5mほどで、力強くしなやかな姿が表現されています。

橿原市 亀田市長

「私もきょう初めて見ましたけれども本当によくできているなと思いました。(橿原市は)歴史的に非常に価値の高いまちなんだということを、「ストリートファイター」のキャラクターとともに世界に発信していきたいと思っています」

またこの日分庁舎では、クラウドファンディングで制作され、きょうから市内3カ所に設置されているマンホールの展示や、最新作「ストリートファイター6」が遊べるコーナーも設けられ、家族連れやゲームファンでにぎわいました。

訪れた人は―

「自分の住んでいる地域の近くでこういうイベントが開かれていたら、ゲームが身近な感じがして結構面白かったです」

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