河村綾奈さんに泉水はる佳さんも…RCCラジオ「ごぜん様さま」20周年イベントにみるラジオのチカラ

20年以上続いているRCCラジオの長寿番組、「ごぜん様さま」のイベントが10日、広島市内で開かれました。会場には、イマナマ!にとっても懐かしい、“あの人たち”も登場しました。

会場にできた長い行列。そのお目当ては…。

「天才、横山でございます!」

RCCラジオのワイド番組「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」の放送20周年を記念するイベントです。

2003年に放送開始した「ごぜん様さま」。個性的なパーソナリティが月曜日から金曜日まで毎朝タスキをつないで、笑顔を届けてきました。

10日の2回の公演は、いずれも予約で即完売。

おなじみのメンバーに加えて登場したのが…。

去年8月まで番組パーソナリティを務めた河村綾奈さん…。

そして、2019年まで担当していた元RCCアナウンサーの泉水はる佳さんです。

ステージでは災害やコロナ禍のときに歌った番組ゆかりの歌などが披露されました。

「いいですね、ラジオって本当に…」ラジコで全国にファンも…

パーソナリティと客席のリスナーが一体となって、笑いあり、感動ありの空間を“共有”していました。

来場客
「めちゃくちゃ楽しかった。本当に楽しかった。楽しすぎて涙が出て涙が出て。(ラジオリスナーにとってごぜんさまはどんな番組?)やっぱり、自分を元気にする番組ですね。一緒に笑えるし、横山さんのトークにこういうことなんだと思って納得したり…。いいですね、ラジオって本当に」

スマホなどでエリアを超えてラジオが聴けるため、ごぜん様さまファンはいまや全国に…。

来場客
「埼玉から来たんですけど、家族的な番組が広島に、RCCにあるってうらやましいって感じました。(ラジコで?)ラジコで聞かせていただいています。あたたかい気持ちになりましたし、これからも聞き続けたいとおもいました」

そして、このお2人は…。

元RCCアナウンサー 河村綾奈さん
「本当に皆さん温かくて…。まだRCCラジオでしゃべらせていただいているんじゃないかというぐらいの、『久しぶり感』のなさ。来週どんなことを喋ろうとか、自分の中で、ネタ探しをしちゃってました。楽しかったです、本当に楽しいです。せっかくなんで言わせてください。フリーアナウンサーになりました。」「皆さんのことが大好きな気持ちがあらためて、自分の中で再確認されました」

元RCCアナウンサー 泉水はる佳さん
「お久しぶりです。ご無沙汰しております。5年という時間を感じないぐらい、一瞬で皆さんの顔見たら、時間が戻りました。最高、広島最高、こんな楽しい時間ないですね。もう時間が経っても、つながっていられて、リスナーの顔見たらちょっとなんか泣きそうになるっていうか、おかえりっていう言葉をかけて、くださる方がいるっていうのは、もうラジオならではの、心の繋がりがあったからだなって思ってます。本当にありがたいです。青山さん、会いたかったですよ~」

20年にわたって番組を守り続けてきた横山雄二アナウンサーは…。

20年にわたって番組守り続ける横山雄二アナは…

RCC横山雄二アナウンサー(2003年の「ごぜん様さま」開始当初から番組を担当)
「イベントの途中途中で、胸が熱くなったり、目頭が熱くなったり…。すごく幸せな時間を過ごさせてもらったなぁと思っています」

Q.ラジオの可能性をどう感じていますか?
RCC横山雄二アナウンサー
「そうですね、ラジオは、日常生活の中にぴったりと寄り添うところが、特性なんだろうなと思うので、災害が起こったとき、痛感しましたけど、皆さんが僕らの声を聞いて、いろんなことを受け取り、感じ、行動を起こしてくださるというのは、やっぱり普段の毎日があればこそで…。毎日の楽しい放送、毎日の楽しい放送、毎日くだらない会話みたいなものを、ともに楽しんでくださっている方が、広島を元気してくれるんだなと思うので、これからまたラジオを愛してくださっている方とともに、広島を元気にできたらいいなと思うし、その元気の扇の要が僕らだったらいいなと思うので、またラジオを愛でていただいて、特に最近聞いていないって方がいらっしゃったら、『若かりしころ、好きだったでしょって。あんときの気持ちを思い出してください』って思うので、ぜひまた聞いていただければ」

会場は、一日中、ラジオが生み出す「あたたかさ」に包まれていました。

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