世界記録保持者として世界に挑みます。知的障害のある選手によるハーフマラソンの世界大会に、日鉄ステンレスの高山侑大選手が出場することになり11日、周南市役所を訪れました。
（高山侑大選手）「調子は悪くないので金メダルが取れると思います。」
高山選手が出場するのは、4月にカザフスタンで開かれる国際知的障がい者スポーツ連盟・ヴァータスの世界ハーフマラソン選手権。知的障がい者の陸上ハーフマラソンとしては世界最高峰の大会です。
高山選手は、周南市の日鉄ステンレス陸上競技部に所属する23歳。
2月に山口市で開かれた全日本実業団ハーフマラソンでは1時間5分19秒のタイムで知的障がい者の世界記録を達成し、日本パラスポーツ協会から特別賞が贈られました。
（高山侑大選手）「世界記録を出せると走る前は思っていなかったので、ゴールした瞬間すごくうれしかったです。いまは長い距離を走る距離走や短いスピード練習400mのインターバル走をしています。金メダルを取るのが目標です。」
大会は4月18日から21日までカザフスタン南東部のアルマトイで開かれます。
