[11日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は11日、自動緊急ブレーキが誤作動したとの苦情を受けて、ホンダの「インサイト」と「パスポート」25万0712台の予備調査を開始した。
欠陥調査室(ODI)に46件の苦情があった。うち3件は衝突もしくは火災、2件はけがに関する苦情だった。
緊急ブレーキの問題はパスポートとインサイトの2019─22年モデルで発生。
NHTSAは自動緊急ブレーキが誤作動すれば、衝突のリスクが高まり、けがや物損につながる恐れがあるとしている。
ホンダはこの件についてNHTSAと既に連絡を取っており、調査過程を通じて協力するとともに、入手可能な情報について社内のレビューも継続すると述べた。