【早出し】街全体でモンテ後押し 山形と天童、ホーム初戦へ向け

街路灯に応援フラッグを取り付けるGK上林大誠選手=山形市七日町2丁目

 サッカーJ2・モンテディオ山形は、今季のホーム開幕戦として、16日に天童市のNDソフトスタジアム山形で甲府と対戦する。J2優勝を目指すチームを地域全体で後押ししようと11日、山形と天童の両市で応援フラッグなどの設置、業務で応援Tシャツを着用する取り組みが行われた。

 山形市では山形商工会議所青年部(須藤雅人会長)が市街地の街路灯などに応援フラッグを取り付けた。選手の写真が印刷された計300枚で、GK上林大誠選手も作業した。上林選手は「多くの人にチームが支えられていると実感した。より応援してもらえるよう頑張る」と意気込んだ。

 天童市のJR天童南駅前では市モンテ応援隊(遠藤喜昭会長)のメンバーら17人が、観戦者を迎えるための横断幕やのぼり13本を設置した。天童南部モンテ応援隊の秋葉勝彦会長(67)は「仲間と共に会場で声援を送り、モンテの勝利を後押ししたい」と話した。

 天童市役所では職員がモンテの応援Tシャツやポロシャツ姿で業務を始めた。ホームタウンTENDO推進協議会(会長・山本信治市長)が企画し12年目で、各ホーム戦前に着用する。市文化スポーツ課の沼沢賢次課長補佐(43)は「開幕から2勝1敗と好調な滑り出し。ホーム開幕戦で勝利し勢いを加速してほしい」とエールを送った。

ホーム開幕戦を前にJR天童南駅前に取り付けられたのぼり=天童市
モンテディオ山形のTシャツなどを着用し業務に当たる天童市職員=天童市役所
街路灯に応援フラッグを取り付ける上林大誠選手=山形市七日町2丁目

© 株式会社山形新聞社