「5点目も決められた!」イメチェン前田大然が圧巻3発! 古巣戦以来の偉業より嬉しいのは?「ハット達成はとても幸せだけど…」

セルティック通算100試合目の記念すべき一戦で、圧巻のハットトリックを達成した前田大然が、大きな手応えを示した。地元紙『Daily Record』が伝えている。

3月10日に開催されたスコティッシュカップの準々決勝で、セルティックはリビングストンと対戦。前田が3発を叩き込んだ後、90+5分に途中出場の古橋亨梧のダメ押し弾も生まれ、4-2で勝利を収めた。

開始7分での先制弾を皮切りに、22分と86分にもネットを揺らし、ヒーローとなった日本代表FWは、試合後にインタビューに対応。昨夏に母国で行なった古巣横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチ以来となる偉業について、こう語った。

「ハットトリックを達成できて、とても幸せだけど、試合に勝てたことの方が嬉しいよ。最後にハットトリックを決めたのは、プレシーズンの横浜との親善試合だった。1点目、そして2点目を取ってから、僕らはまだまだいける手応えを感じていたんだ。だから3点目を取れたのは良かった。5点目も決められたね!でも大事なのは勝利だ」

【動画】活躍より気になる?前田のイメチェン姿をゴールシーンとともにチェック!
昨年11月から12月にかけて、負傷離脱を余儀なくされた。前田は「とても難しい時期だったけど、ハードワークを続けて、ベストを尽くしたから今日ここにいる」とコメント。そのうえで、勝負の終盤戦に向けて「これからもクラブのために頑張るよ」とさらなる飛躍を誓った。

「まずは次の試合が重要になる。あまり先は考えたくない。次の試合に集中するだけ。僕らは競争し、懸命に働かなければならない。シーズンの残りもハードワークを続ける必要がある」

ブレンダン・ロジャーズ監督を新たに迎えたセルティックは、現在レンジャーズを2ポイント下回り、2位に甘んじている。来月7日にはその宿敵との直接対決も控えるなか、髪を伸ばし、イメチェンでも話題の前田は、ゴールを量産できるか。

今季公式戦での得点数は8となっており、まずは二桁の大台に乗せたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社