控え扱いの鎌田大地は夏にラツィオ退団でフリーに? ボルシアMG行きが濃厚か

ラツィオで輝けていない鎌田大地[写真:Getty Images]

ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(27)だが、1年での退団が濃厚になりそうだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。

フランクフルトから2023年夏に加入した鎌田。初めてセリエAの舞台に立つことを決断し、シーズン序盤こそ先発出場を続けていたが、開幕から1カ月程度が経過した頃から控えの立ち位置に。その後は起用されない試合も増えるなど、控えの扱いが定着してしまっている。

ここまでセリエAで18試合1ゴール1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)は敗退したが7試合でプレー。コッパ・イタリアを合わせても公式戦26試合で1090分しか出場していない。

マウリツィオ・サッリ監督の下では期待されていたパフォーマンスを出せていない鎌田。そもそも、夏の時点で移籍先と見られていたミランでの人事異動の影響をモロに受けて移籍が頓挫し、その後なかなか決まらない中でラツィオ入りを果たしていた。

ラツィオとは1年しか契約を結んでおらず、3年間の延長オプションがついている契約だが、このままではそのオプションは行使されない可能性が濃厚。今夏フリーになることが濃厚だ。

ブンデスリーガでの活躍は誰もが知るところだが、セリエAは水が合わなかったのか。今冬にはガラタサライへの移籍も噂されたが、ドイツへ復帰することを望んでいるともみられ、夏にはボルシアMGへ移籍することが濃厚に。クラブからも直接アプローチを受けているとされている。

ボルシアMGには、日本代表でもプレーするDF板倉滉やU-23日本代表のFW福田師王が所属。過去には大津祐樹氏やFW浅野拓磨(ボーフム)もプレーし、5人目の日本人選手となるのか注目が集まる。

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