セリエA最年少デビューのカマルダがプロ契約締結可能な16歳に! 定期視察に訪れるビッグクラブとは

ミラン期待の新星が16歳に...フランチェスコ・カマルダ[写真:Getty Images]

ミランのU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダが16歳を迎えた。

昨年11月25日、サン・シーロで行われたミランvsフィオレンティーナにて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。184cmの身長と裏腹にあどけない顔つきの少年が、カルチョのスカラ座でピッチに立ったのだ。

生まれも育ちもミラノという2008年生まれのストライカー。ミラン最後の欧州制覇(2006-07シーズン)をギリギリ知らない世代の彼は、クラブの権威が地に堕ちていた2015年に7歳でロッソ・ネロの門を叩き、これまで各カテゴリーで通算500ゴール以上を叩きだしたという逸材だ。

現在もプリマヴェーラを主戦場とするなか、今季ここまで国内リーグやUEFAユースリーグなどで公式戦30試合12得点3アシスト。最年少デビュー前夜の昨年11月3日、パリ・サンジェルマン(PSG)U-19戦では15歳と思えぬオーバーヘッドキックをぶち込んでいる。

そんなカマルダ、3月10日で16歳を迎えたことにより、この日を境にプロ契約締結が可能に。イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランが適切な契約時期を見極める分析に力を入れているのはもちろん、当然のように他国のビッグクラブから熱視線を送られているという。

定期的に視察へ足を運ぶのは、アーセナル、マンチェスター・シティ、ニューカッスルといった資金力に自信のあるイングランド勢だけでなく、若手の登竜門として名高いドルトムントも。18歳となる2026年夏の獲得を目安にスカウト陣を派遣しているようだ。

ちなみに、まだミランとプロ契約を結んでいないため、現行の契約期間はハッキリしないようだが、『カルチョメルカート』いわく「多分2026年か27年まで」。カマルダにとってミランはおらが町のクラブであり、基本的には相思相愛とみられている。

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