ポチェッティーノ監督がチェルシー退団を否定「我々は挑戦が大好き」

写真:チェルシーのポチェッティーノ監督は進退問題を一蹴した(左)

マウリシオ・ポチェッティーノ監督がクラブから離れることはないと主張し、チェルシーで挑戦し続けることを誓った。

昨シーズン、プレミアリーグで12位に終わったチェルシーは昨夏にポチェッティーノ監督を招へいし、再起を図ることになった。しかし、今シーズンも波に乗れない時期が続いており、現在は11位に位置している。

リーグ戦ここ5試合で1勝2分2敗のポチェッティーノ監督は、サポーターからブーイングを浴びる機会もあり、進退を問われている。チェルシーから離れる可能性について質問を受けたポチェッティーノ監督は「いやいや、なぜだ、決してそんなことはない」と語り、以下のように続けた。

「我々は挑戦が大好きだ。私はチェルシーのプロジェクトと挑戦を受け入れるためにここに来た。しかし勝たなければならないという感情は、決して簡単なものではない」

続けてポチェッティーノ監督は、現在の若いチームには辛抱が必要と考えているようだ。現在、2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝を知るメンバーはチアゴ・シウヴァ、リース・ジェイムズ、ベン・チルウェルの3人のみとなり、トッド・ベーリーがオーナーになって以来、多くの選手が入れ替わった。

「(選手が)若いのは事実だが、我々は彼らを助けたいと思っている。私たちは選手たちと話すこと、トレーニングすること、サポートすることが好きだ」

「今日のチェルシーは今までと違うチェルシーだ。我々を過去のチェルシーと比べて判断するなら、確かに誰も勝者はいないだろう」

「大変な仕事になるだろうし、時間と信念が必要なことはわかっていた。このプロジェクトは若い選手が、新しいチームを構築することを目的にしている」

© 株式会社SPOTV JAPAN