【カンボジア】1~2月のFDIは13億米ドル、4割が中国[経済]

カンボジアで投資認可業務を担当するカンボジア開発評議会(CDC)によると、2024年1~2月に誘致した海外直接投資(FDI)は13億米ドルで、前年同期の6倍以上に達した。うち約4割に相当する5億4,500万米ドルを中国からの投資が占めた。クメール・タイムズ(電子版)などが11日までに伝えた。

中国資本による投資は製造、インフラ、農業などの分野に集中しているという。

カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は「FDIの流入増は投資家の強い信頼感を示している。投資家はカンボジアの平和と安定、自由貿易協定(FTA)を好感している」と指摘した。

カンボジアは中国、韓国とFTAを締結しているほか、包括的経済連携(RCEP)の締約国でもある。

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