「卓球選手を招集してどうする?」韓国代表、内紛騒動を起こしたイ・ガンインの選出に批判殺到!「懲罰で呼ぶべきではなかった」

やはり物議を醸しているようだ。

韓国サッカー協会は3月11日、タイ代表との北中米ワールドカップ予選2連戦(21日、26日)に臨む韓国代表のメンバー23人を発表。先のアジアカップ期間中に“卓球事件”を起こしたパリ・サンジェルマンのMFイ・ガンインを招集した。

イ・ガンインは、0-2で敗れたアジアカップ準決勝ヨルダン戦の前日、食事時間中に卓球をして騒いでいたのを主将のソン・フンミンに注意されて衝突。揉み合いの中で、エースが指を脱臼する騒動を引き起こし、大会後に猛バッシングを浴びた。

ソン・フンミンに直接謝罪をして受け入れられたものの、事前の世論調査では、約4割が選出に反対していたなか、U-23代表と兼任で暫定的に指揮を執るファン・ソンホン監督は招集を決断。イ・ガンイン本人とソン・フンミンに連絡を取って決めたと明かした。

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ただ、『NESIS』や『EDAILY』などの韓国メディアによれば、「卓球選手を招集してどうする?」「実力があれば何をやっても許される能力至上主義の究極形だ」「懲罰で招集すべきではなかった」「物議を醸した選手を選ぶべきなのか」といった批判的な声が数多く上がっているという。

一方で、「アスリートは強くあるべきだが、(ファンも)マナーは守ろう」「若い選手なのだから、もう悪く言うのはやめて応援しよう」「人間性が素晴らしくなくても、実力があれば認められる」といった擁護する意見もあるようだ。

否が応でも注目されるタイ戦で、イ・ガンインはピッチで答え出し、捲土重来なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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