渡辺大知×味方良介×足立英×矢本悠馬×勝村政信、篠原涼子×バカリズム『イップス』出演決定

4月12日よりフジテレビ系で放送がスタートする篠原涼子とバカリズムのW主演ドラマ『イップス』に、渡辺大知、味方良介、足立英、矢本悠馬、勝村政信が出演することが決定した。

本作は、“書けなくなってしまった”ミステリー作家と、“解けなくなってしまった”エリート刑事の絶不調なイップスバディが、時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指すミステリーコメディー。『古畑任三郎』(フジテレビ系)などを彷彿とさせる倒叙式の構成となっており、多彩な顔ぶれとなる犯人役には毎話ゲストが登場する完全オリジナルストーリーだ。

渡辺が演じるのは、ミコ(篠原涼子)の運転手の坂浦猛。ミコの小説の大ファンで新作を待ち望んでおり、運転手であることに誇りを持つ。アンチの多いミコの数少ない味方の一人のため、ミコからはかわいがられている。渡辺のフジテレビ連ドラ作品へのレギュラー出演は今作が初となる。

勝村が演じるのは、ミコのマネジャーの初田豊。マネジャーながら、“日々のコメンテーター業さえやってくれれば”といった感じで小説家としてのミコにはまったく興味がない。マネジャーとしては有能なためミコからは信頼されているものの、常にミコを小バカにするため疎まれている。勝村と篠原は2005年の舞台『天保十二年のシェイクスピア』で共演経験がある。

味方が演じるのは、警視庁の機動捜査隊の酒井純平。事故現場に駆けつけ初動捜査を起こっている。かつて検挙率ナンバーワンを誇った森野(バカリズム)は憧れの人物で、事件現場で森野を見かけると記念写真をお願いするほど。こだわりがあるが、憧れ体質でもあり、ミコと仲良くなっていく。こだわりが出ている特徴的な髪型にも注目だ。味方は篠原、バカリズムともに初共演となる。

足立が演じるのは、制服警官の水田勇人。水田は警官として現場の規制線を守り、いつもミコと森野の事件現場入りを受け入れている。酒井と同じく森野に憧れている。足立は本作が初のフジテレビ連続ドラマレギュラー出演となる。

矢本が演じるのは、警視庁捜査一課の樋口一之。イップスに陥り事件現場に来られなくなってしまった森野にあきれる反面、尊敬する先輩でもある。森野が何かとうそをついて事件現場から逃げていることには気付いている。矢本のフジテレビ連ドラ出演は『SUPER RICH』(フジテレビ系)以来。また、現在オークラが脚本を手がける『となりのナースエイド』(日本テレビ系)にも出演しており、オークラ作品に2クール連続で出演する。

コメント

■渡辺大知(坂浦猛役)

企画書をいただいたときから、この作品の設定の面白さに胸がドキドキしました。ミステリーもコメディーも大好きですが、これは未だかつて見たことがない質感のドラマになるのでは、と期待でいっぱいです。撮影も楽しくて、なにより監督がドッシリといてくださり、安心感に溢れた現場です。自分は一見アツそうでふわふわとした掴めない役柄ですが、回を追うごとに物語にどう絡んでくるのか、楽しみです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する楽しいドラマ(楽しいだけかはわかりませんが)なので、放送を待っていてください!

■味方良介(酒井純平役)

脚本のオークラさんと数年前に舞台作品でご一緒していて、オークラさんのコミカルで軽快な世界観に悪戦苦闘した記憶があったので、今回は映像作品ですが、またあの世界に飛び込めるとワクワクしました。篠原涼子さんとバカリズムさんという多様な才能を持つお二人と同じ世界線にいるのが不思議で仕方ないですが、埋もれないよう前へ前へと進むのみです。登場する役のテンポの良い掛け合いと、誰もが一度は思ったことはあっても口にできなかったことをサラッと言ってしまうせりふたちに思わず笑ってしまいました。僕の役は撮影を通してキャラクター色が出てくるのかな?と思っています。実際、読んだときと撮影に入ってからのイメージが大分違うので今から酒井という男の先が気になります。

■足立英(水田勇人役)

篠原涼子さんとバカリズムさんのバディ。もう想像するだけでワクワクが止まりませんでした。そんなお二人が織りなす世界の一員になれることがとてもうれしかったです!そして、親交のある筧監督との撮影も楽しみです。近頃はサウナで会うばかりでしたので(笑)。会話がすごくリズミカルで心地良く、気付くとどんどん脱線していく……かと思うと芯を食っていて。読んでいてとても面白いです。実際、現場でお二人の会話の応酬に思わず笑いが起きるシーンも多く、放送が楽しみです。また僕自身、スポーツの“イップス”に悩まされたこともありミコさんと森野さんの気持ちがよくわかるので、“イップス”がより知られるキッカケになってほしいです。そして2人がそこに立ち向かっていく様が、同じような悩みを抱える方の何かのキッカケになったら良いなぁとも思います。僕の役柄は制服警官なのですが、見た目からしてちょっとオカシイ。皆さんが抱くイメージの“制服警官”とはだいぶ違うと思います。お楽しみに!

■矢本悠馬(樋口一之役)

台本を読ませていただいたとき、とにかく、主演の篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白くてこれだけでもドラマ一本見ていられるなという印象でしたので、すごく楽しみにしております。オークラさんの脚本は面白いせりふが多いので、それに負けないように演じられたらいいなと思います。自分が演じる樋口というキャラクターは、バカリズムさん演じる森野さんとバディの刑事役でイップスになってしまった森野さんをときに優しくときには厳しく手助けしていく役柄であります。オリジナル脚本ということで今後どう関わっていくのか自分も楽しみです!作品の良きスパイスになれればと思っております。

■勝村政信(初田豊役)

バカリズムさんを個人的にリスペクトしております。今までバカリズムさんのいろいろな作品に参加させていただいていて、そのどれもが印象深く、今まで経験したことのない景色を見せていただいています。篠原涼子さんも、20年も前に舞台でご一緒させていただいたのですが、ぜひまたご一緒したいとずっと思っていたので、ようやく実現できて、テンション上がりました。とにかく現場に行くのが楽しみで仕方がありません。みなさまよりも一足先に、この二人の芝居が見られるのが、申し訳ないくらいです。このバディにどう絡んでいけるか、それも今から楽しみで仕方がありません。

(文=リアルサウンド編集部)

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