カジュアル素材なのに上品、が新鮮! 「デニム」のトレンドスタイル5選【ストリートスナップ】

春は、軽やかな「デニム」アイテムが豊作のシーズン。エターナルな魅力を放ちますが、そのトレンドは毎年ちょっとずとアップデートされています。最新のストリートスナップで多く見かけられたのは、カジュアル素材代表格であるデニムのきれいめな装い。抜け感はそのままに、上品さもクリアした今っぽい最新スタイリング術をご紹介します。

ショートジャケット × ペンシルスカートでバランスアップ

豪版『VOGUE』の編集長であるクリスティン・センテネラは、ショート丈のデニムジャケットを選ぶことで脚長効果を獲得。ボリュームスリーブの構築的なシルエットが、カジュアルさよりもモード感を引き立ててくれます。そこに黒のペンシルスカート、シアーなストッキングを投入し艶やかに。仕上げに真っ白パンプスで切れ味よく整えれば完璧!

ブーツまでデニム素材で揃えてキャッチーに

デニムを使って春らしさを盛り上げるなら、軽やかなライトブルーを選んでみて。こちらのゲストは、ジャケット、パンツ、そしてブーツまで徹底的にデニム素材で揃えることで、キャッチーさを実現。インに仕込んだハイネックニットとバッグを締め色で統一し、メリハリを獲得。バッグはさっとラフに抱えるのが今っぽさに繋がります。

デニムシャツを挟んで奥行きをメイク

コートとパンツをベージュでリンクし、しなやかなオーラを放っていたモデルのクロエ・ルカロー。白カットソーでちょうどいいカジュアルダウンを実行しながら、ニュアンス配色を作って。これだけでもコーディネートは完成しますが、間にライトブルーのデニムシャツを挟むことで、奥行きを作りながら軽快さを上乗せしました。

濃いめブルーのデニムならシックにまとまる

インフルエンサーのレイア・スフェズも、ジャケットとパンツをデニム素材で統一したデニムONデニムスタイルを披露。ネイビーのような濃いインディゴカラーなら、カジュアルに傾きすぎません。そこにブラウンのレザージャケットを加え、シックなオーラを放って。小物は黒で統一しつつ、バッグのハンドルにスカーフを巻き付けるテクニックでメリハリをプラス。

スプリングコートはデニム素材でクリーンに

インフルエンサーのタマラ・カリニャックは、春に活躍するデニム素材のライトコートをエレガントに着こなしていました。黒のベルトでウエストマークすれば、しなやかな曲線が生まれドレッシーな雰囲気に。ベルトのカラーを拾ったレザー素材のバッグとサンダルで、かしこまりすぎないグッドガールルックをコンプリート。

今っぽさが高まる、きれいめな「デニム」スタイルをご紹介しました。気張りすぎないちょうどいい抜け感も手に入るので、この春ぜひ参考にしてみては?

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