「大迫半端ないですね」PK失敗も見事な決勝弾! 大久保嘉人が神戸FWの“メンタリティ”を絶賛「プレッシャーをすごく感じると思う」

元日本代表の大久保嘉人氏が、DAZNで配信された『やべっちスタジアム』最新回に出演。ヴィッセル神戸のFW大迫勇也のゴールを絶賛した。

神戸は3月9日、J1第3節でFC東京と対戦し、2-1で勝利。この試合の5分にPKを獲得すると、キッカーを務めた大迫は、ゆっくりとした助走から右足を振り抜こうとするが、踏み込んだ軸足が滑って転倒し、シュートは大きくゴール右に外れてしまった。

しかし、背番号10のストライカーは、74分にPK失敗の悔しさを晴らす決勝点をマーク。ペナルティエリア手前左からのFKを直接決めてチームを勝利に導いた。

【動画】大迫のPK失敗&決勝弾!
大久保氏は、大迫のPK失敗には「なんか分からんけど滑っちゃいましたね。大迫選手が一番びっくりしたと思います」とコメント。そのうえで、最後にしっかりと結果を残したエースを称えた。

「立ち上がりの得点のチャンスを活かせなかったことで、このまま試合が引き分け、負けになると自分の責任になる。ストライカーとしてのプレッシャーをすごく感じると思う。だからこそ得点をとりたいと誰よりも思っていただろうし、そこでこのフリーキックですよ。縦回転が完璧。本当に良いフリーキックでしたよね」

続けて、「PKは外しちゃいましたけど、エースとして決勝ゴールを決める。なんか分からんけど、大迫半端ないですね」と改めて称賛。元代表戦士も驚きのメンタリティだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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