「果敢に攻める滑りは世界一」スノボ最高峰“デュー・ツアー”平野歩夢が2連覇!タイトル防衛にファン歓喜「逆転優勝!かっこよすぎ‼」

スノーボードの世界最高峰コンテスト、デュー・ツアーは3月10日、米コロラド州カッパーマウンテンで男子ハーフパイプ(スーパーパイプ)の決勝が行われ、北京冬季五輪ハーフパイプで金メダルの平野歩夢が97.00ポイントをマークして2年連続の優勝を決めた。

また、同じく決勝に進出した戸塚優斗はトータルスコア96.33ポイントで2位となり、同大会で優勝の平野歩夢の実弟である平野海祝(かいしゅう)は91.33ポイントで4位入賞、昨年のワールドカップで3連勝を果たした平野流佳(るか)は90.00ポイントで5位という結果になっている。

2度目の優勝を勝ち取った平野歩夢は、決勝戦の3本目で、逆スタンスで4回転する「キャブダブルコーク1440」や「フロントサイドトリプルコーク1440」など、高難易度トリックを組み合わせた一連の技をメイクさせて、タイトル防衛を果たした。

平野歩夢の圧巻のライディングにデュー・ツアー公式も反応。「3本目のファイナルランで得意のフロントサイド・トリプル1440を成功させ、97.00で1位に躍り出た」「完璧なスポットと完璧なタイミングでのアユムのトリプル」と綴り、試合の映像をアップロードした。
投稿をチェックした全世界のスノーボードファンからは「(技のスタイルが)美しすぎる!」「上手すぎる!」「果敢にトリプルコークに挑戦し、成功を収める姿に感動!」「3本ともトリプルコークを決め、最強・最高にカッコ良かった」「さすがとしか言いようがない」「攻めがかっこよすぎ‼」「逆転優勝!かっこよかった!」「果敢に攻める滑りは世界一カッコいいです」などと快挙を称えるコメントが寄せられた。

なかには「スノーボードのASMR?」といったコメントも寄せられ、平野歩夢がハーフパイプを滑走する音にも注目が集まっていた。今大会、カッパーマウンテンの会場や配信でスノーボードファンを大いに盛り上げた“平野兄弟”の活躍に今後も注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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