ホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」の内部に潜入…3月15日開業、客室は4タイプ

公開されたコートヤード・バイ・マリオット福井の最上階の客室。市街地が一望できる=3月11日、福井県福井市中央1丁目
大本山永平寺をイメージした空間に、笏谷石色のじゅうたんが敷かれた大宴会場=3月11日、福井県福井市中央1丁目のコートヤード・バイ・マリオット福井

 福井県福井市のJR福井駅西口の再開発エリアに3月15日開業する米マリオット・インターナショナル系列ホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」は3月11日、報道陣向けに内覧会を開いた。ロビーや客室は笏谷石をイメージした淡い青緑色を基調に、シンプルで落ち着いた雰囲気。最上階の28階、地上約120メートルからは白山連峰や福井平野の雄大なパノラマを堪能できる。

 ホテルは、オフィスやフードホールなどで構成する「FUKUMACHI BLOCK(フクマチブロック)」内にオープンする。3階がエントランスで、4階は宴会場、15階にレストランを配置。16階がフロントとラウンジ、17~28階が客室フロアとなる。

⇒【写真】宴会場はこんな感じ

 客室は広さや眺望により4タイプ。各階南側にあるスイート(49平方メートル)は、南向きの壁をほぼガラス張りとした。北側のコーナーデラックス(38平方メートル)の客室は福井城址(じょうし)が間近に見られるほか、福井平野の広さを感じられる眺望となっている。スイート、コーナーデラックスにはバスタブがつくが、残りの2タイプはシャワー室のみ。

⇒新幹線開業、県内の新施設まとめ

 レストランは日本料理「福い」と、オールデーダイニング「Substance」の2店が営業する。

 土曜日などを中心に客室の予約は順調といい、千代間淳総支配人は「新たな目的地として福井が認知されている。福井らしい観光体験を提供したい」と話している。

© 株式会社福井新聞社