『イップス』渡辺大知、勝村政信ら、篠原涼子演じる小説家の事務所関係者に! バカリズムと同じ警察関係者には個性派が集結

ドラマ『イップス』に出演する(上段左から)矢本悠馬、渡辺大知、味方良介(下段左から)足立英、勝村政信(C)フジテレビ

篠原涼子バカリズムがW主演する4月12日スタートのドラマ『イップス』(フジテレビ系/毎週金曜21時)に、渡辺大知勝村政信らの出演が決定した。篠原演じる小説家の事務所関係者役を演じる。また、バカリズムと同じ警察関係者役に、足立英、矢本悠馬ら個性派が集結する。

本作は“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事・森野徹(バカリズム)の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。

先日、染谷将太の出演も発表され、作品の輪郭が除々に明らかになってきた本作。このたび、追加キャストとして渡辺大知味方良介、足立英、矢本悠馬勝村政信の出演が決定。渡辺と勝村はミコ(篠原)の事務所関係者、そして味方、足立、矢本は森野(バカリズム)と同じく警察関係者を演じる。

渡辺演じる坂浦猛(さかうら・たける)はミコの運転手。ミコの小説の大ファンで新作を待ち望んでおり、ファン過ぎて運転手であることに誇りを持つ。アンチの多いミコの数少ない味方の1人のため、ミコからはかわいがられている。

高校在学中にロックバンド・黒猫チェルシーを結成した渡辺は、ボーカルとして2010年にメジャーデビュー。音楽活動と並行して俳優としても活動を広げると、俳優デビュー作となる映画『色即ぜねれいしょん』で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。その後も映画『勝手にふるえてろ』、連続テレビ小説『ちむどんどん』、大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)など多くの映画やドラマに出演。フジ連ドラ作品では『パリピ孔明』への出演が記憶に新しいが、フジ連ドラ作品へのレギュラー出演は今作が初となる。

ミコのマネジャー・初田豊(はつだ・ゆたか)には勝村が決定。マネジャーながら、“日々のコメンテーター業さえやってくれれば”といった感じで小説家としてのミコにはまったく興味がない。マネジャーとしては有能なためミコからは信頼されているものの、常にミコを小バカにするため疎まれている。

勝村は演出家・蜷川幸雄のもとで修業を積んだ後、劇団・第三舞台で人気を博す。その後、舞台やドラマ、映画、バラエティー番組や教養番組などジャンルを問わず活躍。近年の出演作に『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ(テレビ朝日系)、『元彼の遺言状』(フジテレビ系)、映画『首』など多数。『FOOT×BRAIN』では10年以上MCを務める。篠原とは2005年の舞台『天保十二年のシェイクスピア』で共演経験がある。

味方が演じる酒井純平(さかい・じゅんぺい)は警視庁の機動捜査隊。事故現場に駆けつけ初動捜査を行っている。かつて検挙率ナンバーワンを誇った森野は憧れの人物で、事件現場で森野を見かけると記念写真をお願いするほど。こだわりがあるが、憧れ体質でもあり、ミコと仲良くなっていく。酒井のこだわりが出ている特徴的な髪型にもご注目。

舞台『熱海殺人事件』『新・幕末純情伝FAKE NEWS』、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』など舞台やミュージカル作品に多数出演する味方。『教場』でテレビドラマ初出演を果たすと、『元彼の遺言状』『罠の戦争』など話題作に立て続けに出演している。篠原、バカリズムともに初共演となる。

足立がふんするのは制服警官・水田勇人(みずた・はやと)。水田は警官として現場の規制線を守り、いつもミコと森野の事件現場入りを受け入れている。酒井と同じく森野に憧れている。

足立は読売演劇大賞のグランプリも受賞した劇団チョコレートケーキの公演『60'sエレジー』で初舞台を踏み、その後同劇団の公演に多数参加。他にもPARCOや二兎社など数多くの舞台作品で活躍。『ブレイブ‐群青戦記‐』で映画初出演を果たし、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合ほか)でなにわバードマンの部長・鶴田役を演じ注目を集める。フジテレビでは『教場II』(フジテレビ系)『グランマの憂鬱』(東海テレビ・フジテレビ系)に出演。フジ連続ドラマレギュラーは初となる。

矢本は警視庁捜査一課の樋口一之(ひぐち・かずゆき)に。樋口は森野と同じ捜査一課の刑事。イップスに陥り事件現場に来られなくなってしまった森野にあきれる反面、尊敬する先輩でもある。森野が何かとうそをついて事件現場から逃げていることには気付いている。

バカリズムの後輩刑事役となる矢本は『ブスと野獣』(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たすと、『教場II』『六本木クラス』(テレビ朝日系)などの話題作に出演。幅の広い演技力を見せつけ、印象に残る役どころを演じている。フジテレビ連ドラ作品としては『SUPER RICH』以来の出演。現在、オークラが脚本を務める『となりのナースエイド』(日本テレビ系)に出演しており、オークラ作品に2クール連続出演する。

ドラマ『イップス』は、フジテレビ系にて4月12日より毎週金曜21時放送(初回15分拡大)。

※キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

渡辺大知

企画書をいただいたときから、この作品の設定の面白さに胸がドキドキしました。ミステリーもコメディーも大好きですが、これは未だかつて見たことがない質感のドラマになるのでは、と期待でいっぱいです。

撮影も楽しくて、なにより監督がドッシリといてくださり、安心感に溢(あふ)れた現場です。自分は一見アツそうでふわふわとした掴めない役柄ですが、回を追うごとに物語にどう絡んでくるのか、楽しみです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する楽しいドラマ(楽しいだけかはわかりませんが)なので、放送を待っていてください!

味方良介

脚本のオークラさんと数年前に舞台作品でご一緒していて、オークラさんのコミカルで軽快な世界観に悪戦苦闘した記憶があったので、今回は映像作品ですが、またあの世界に飛び込めるとワクワクしました。篠原涼子さんとバカリズムさんという多様な才能を持つお2人と同じ世界線にいるのが不思議で仕方ないですが、埋もれないよう前へ前へと進むのみです。

登場する役のテンポの良い掛け合いと、誰もが一度は思ったことはあっても口にできなかったことをサラッと言ってしまうせりふたちに思わず笑ってしまいました。僕の役は撮影を通してキャラクター色が出てくるのかな? と思っています。実際、読んだときと撮影に入ってからのイメージが大分違うので今から酒井という男の先が気になります。

■足立英

篠原涼子さんとバカリズムさんのバディ。もう想像するだけでワクワクが止まりませんでした。そんなお2人が織りなす世界の一員になれることがとてもうれしかったです! そして、親交のある筧監督との撮影も楽しみです。近頃はサウナで会うばかりでしたので(笑)。

会話がすごくリズミカルで心地良く、気付くとどんどん脱線していく…かと思うと芯を食っていて。読んでいてとても面白いです。実際、現場でお2人の会話の応酬に思わず笑いが起きるシーンも多く、放送が楽しみです。また僕自身、スポーツの“イップス”に悩まされたこともありミコさんと森野さんの気持ちがよくわかるので、“イップス”がより知られるキッカケになってほしいです。そして2人がそこに立ち向かっていく様が、同じような悩みを抱える方の何かのキッカケになったら良いなぁとも思います。僕の役柄は制服警官なのですが、見た目からしてちょっとオカシイ。皆さんが抱くイメージの“制服警官”とはだいぶ違うと思います。お楽しみに!

矢本悠馬

台本を読ませていただいたとき、とにかく、主演の篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白くてこれだけでもドラマ一本見ていられるなという印象でしたので、すごく楽しみにしております。オークラさんの脚本は面白いせりふが多いので、それに負けないように演じられたらいいなと思います。自分が演じる樋口というキャラクターは、バカリズムさん演じる森野さんとバディの刑事役でイップスになってしまった森野さんをときに優しくときには厳しく手助けしていく役柄であります。オリジナル脚本ということで今後どう関わっていくのか自分も楽しみです! 作品の良きスパイスになれればと思っております。

勝村政信

バカリズムさんを個人的にリスペクトしております。今までバカリズムさんのいろいろな作品に参加させていただいていて、そのどれもが印象深く、今まで経験したことのない景色を見せていただいています。篠原涼子さんも、20年も前に舞台でご一緒させていただいたのですが、ぜひまたご一緒したいとずっと思っていたので、ようやく実現できて、テンション上がりました。とにかく現場に行くのが楽しみで仕方がありません。みなさまよりも一足先に、この2人の芝居が見られるのが、申し訳ないくらいです。このバディにどう絡んでいけるか、それも今から楽しみで仕方がありません。

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