M-1ファイナリスト・からし蓮根と東京ホテイソン 境遇暴露 「運命分けた新型コロナウイルス」!?

コーナー直後のからし蓮根と東京ホテイソン

吉本興業所属のお笑い芸人・からし蓮根が水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)に東京ホテイソンがゲスト出演し、「M-1グランプリ」についての話を繰り広げた。

【写真】M-1グランプリについて語る、からし蓮根と東京ホテイソン

からし蓮根・伊織から、「めっちゃ売れたよな」と話を振られた東京ホテイソンの2人。『ラヴィット!』(TBS)の金曜レギュラーとして活躍していることについて、東京ホテイソン・たけるは「タイミングがよかった」とコメント。2020年、東京ホテイソンがM-1グランプリ決勝に進出した翌年に放送開始することとなった同番組。たけるは、「『若手を入れたい』となって誰がいるか考えたときに、僕らを指名してくださった」と、レギュラー出演が決まった際の経緯について説明した。

たけるの言葉に対し、伊織は「俺らが2019年のM-1で決勝に行ったあと、めっちゃコロナが流行ったんよな」とひと言。相方の青空は「運悪すぎるって!」と自虐気味に笑った。そのうえで、伊織が「決勝メンバーはめっちゃよかった」と振り返ると、東京ホテイソン・ショーゴは「『M-1史上最高の年』と呼ばれてましたもんね」とうなずいた。

青空が「2019年はミルクボーイさんが優勝した年。かまいたちさん、和牛さん、見取り図さんとかの“どえらいとこ”と一緒に戦って、『これは!』というタイミングだった」と当時を回顧すると、伊織はすかさず「次の年に大コロナ」とコメント。ショーゴの「(からし蓮根が売れるのを)世界が止めた」というひと言に、スタジオは笑いに包まれた。

吉本興業所属のからし蓮根と、グレープカンパニーに所属する東京ホテイソン。事務所が異なるとライブの本数に大きな差が生まれるようで、伊織の「多い日には1日で11回漫才をする」という言葉に、先日初めて1日3回の漫才を経験したばかりのたけるは目を丸くして驚いた。

かなりのハードスケジュールであることから、たけるが「記憶はあるんですか?」と尋ねると、からし蓮根の2人は「やってるときは記憶がない」ときっぱり。青空の「最後の11回目は『これで終わりや』という思いがあるから逆にはっきり覚えてるけど、9ステージ目とかは何が起こってるのかわからない。しゃべってるのかしゃべってないのか、どっちが上でどっちが下か……みたいな」というコメントに、たけるは「そりゃそうだよ」と笑いまじりにツッコんだ。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年3月6日放送回より

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