「写真のどこかに犬がいます」急に冷え込んだ朝 土佐犬さんの行動にホッコリ

犬猫の生涯必要経費についてもご紹介

冷え込む日の朝、布団に身を潜めてしまったワンちゃんの姿がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@6464prpr」さん。

当ポストには2024年3月3日時点で500件を超えるいいねが集まり、表示件数は4000件を突破するなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

冬の寒さで「布団から出たくない…」なワンちゃんがかわいい

「急に真冬の寒さに戻った今朝。(この写真のどこかに犬がいます)」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは、布団の上に置かれた茶色の掛け物ですが……?中にはワンちゃんが潜んでいるようで、丸いフォルムに盛り上がっているのがわかりますね。

布団の中にスッポリと身を潜めていたのは、土佐犬の女の子「アギト」ちゃんです。

出所:@6464prpr

アギトちゃんは過去にも、こちらの「急に寒くなるなんて、聞いてないよ……」と毛布に潜る姿がXで話題となりました。

この日も上手に掛け物へと潜り込み、身体を丸めて暖を取っていたようです。なんともお茶目なワンシーンに、心が癒されますね……!

犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」

ペットには様々な経費がかかります。

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費など、多くの経費を必要とします。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。

犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に

まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。

犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

犬全体:244万8784円(14.65歳)

  • 超小型:253万2347円(15.30歳)
  • 小型:217万3910円(14.05歳)
  • 中型・大型:231万7006円(13.52歳)

【2022年】生涯必要経費

犬全体:251万7524円(14.7歳)

  • 超小型:246万8346円(15.31歳)
  • 小型:246万133円(14.28歳)
  • 中型・大型:305万5401円(13.81歳)

【2023年】生涯必要経費

犬全体:244万6068円(14.62歳)

  • 超小型:255万4012円(15.07歳)
  • 小型:238万2200円(14.29歳)
  • 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)

2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。

特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。

続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。

猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある

猫の生涯必要経費も見ていきましょう。

内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

猫全体:153万5678円(15.66歳)

  • 外に出る:136万2622円(13.75歳)
  • 外に出ない:168万8932円(16.22歳)

【2022年】生涯必要経費

猫全体:131万6467円(15.62歳)

  • 外に出る:132万3874円(14.24歳)
  • 外に出ない:130万1776円(16.02歳)

【2023年】生涯必要経費

猫全体:149万8728円(15.79歳)

  • 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
  • 外に出ない:153万4047円(16.25歳)

2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。

犬や猫を飼育するには、少なくない費用がかかることを自覚する

ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかりました。

迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。

本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。

かわいい姿に「毛布の妖精さん」「中はホカホカ!」など反響

出所:@6464prpr

アギトちゃんの冬の一コマは、Xを通して大勢を癒したようです。

ポストには「毛布の妖精さん!」「中はホッカホカですね」「カブトムシの幼虫みたい~(笑)」など、ホッコリした人からのコメントが多く寄せられました。

@6464prprさんはこのほかにも、Xでアギトちゃんのほほえましい日常を公開中です。癒しと愛があふれる写真が盛りだくさんなので、気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

急に真冬の寒さに戻った今朝。
(この写真のどこかに犬がいます) pic.twitter.com/5ze6bnhrat

— ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている (@6464prpr) March 3, 2024

普段はベッドの上で過ごすことが多いというアギトちゃん

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

普段はほとんどの時間、ベッドの上にいます。

私が帰宅すると音に気付いて、一緒に暮らす猫とともに、玄関前で待っています。

――自慢のポイントは何ですか?

モチモチした感触です。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?

一緒に暮らす猫とは甘えん坊な点だけが同じで、何もかもが正反対の「凸凹コンビ」ですが、仲良くまったりのんびり山暮らしをしております。

参考資料

  • @6464prpr
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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