LATAM航空のボーイング機で強い揺れ、少なくとも50人負傷

Shivansh Tiwary Tim Hepher

[11日 ロイター] - 11日にオーストラリアのシドニーからニュージーランド(NZ)のオークランドに向かっていた南米チリのLATAM航空800便(ボーイング787)で強い揺れがあり、少なくとも50人が負傷した。1人が重体という。

LATAM航空によると、乗客10人と乗員3人が病院に搬送された。原因は調査中という。

同便は乗客263人・乗員9人が搭乗していた。11日午後に予定通りオークランドに到着した。

乗客の1人はBBCの取材に対し「事前のアナウンスなしに航空機が急降下した。これまで経験したことのないような急降下で、人々が座席から放り出され、天井にぶつかり、通路に投げ出された」と語った。

ルーフパネルの一部は破損し、数人が頭部に出血を伴うけがを負ったという。

ボーイングは現在情報を収集しており、LATAM航空に支援を提供する方針を示した。

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