「サンキュ！モニター調査」では、「子どもの卒園・卒業と同時に捨てて後悔したものはありますか？」というアンケートを実施。保育園、幼稚園から高校卒業にいたるまで。子どものもので、悩み、後悔する親たちの姿が見える結果になりました。具体的にどんなものを捨てて後悔したのでしょうか？アンケート結果をみてみましょう。
「捨てて後悔したものはありますか？」
まずは、アンケートの結果からです。243人の回答のうち、「後悔したものがある」と答えた人は約10％、「後悔したものはない」と答えた人が70％という結果に。なかには、捨てられずに残したまま、という人もいるかもしれませんね。
みなさん、具体的にどんなものを捨てて後悔したのでしょうか？
保育園、幼稚園では？
「卒園のタイミングで名札を捨てたら、春休み中の学童で使用すると言われた。（40代前半）」
「卒園時に、保育園の体操服を捨てました。でも、小学校になると、田植え体験や泥んこ遊びなど『汚れてもいい服で着てください』というイベントも多く、捨てたことを激しく後悔しました。（40代前半）」
「幼稚園で使っていたねんどやクレヨンなどはもう使わないだろうと、卒園後の春休みに思いっきり遊ばせて捨てましたが、小学校でも使えるとわかりました。結局、すべて買い直すことに…。（40代前半）」
「幼稚園でつくった作品などはすべて捨てました。ちゃんと写真に撮ってから捨てればよかったなと後悔しています。（40代後半）」
小学校では？
「上の子が小学校卒業のタイミングでリコーダーや鍵盤ハーモニカなどを捨てました。その後生まれた下の子は、すべて新しく買う羽目に…。（40代前半）」
「小学校低学年のときの、子どもから母への手紙。捨ててしまったけれど残しておけばよかったです。（50代後半）」
「卒業後、娘のランドセルを捨てたのですが、何か記念になるものをつくればよかったと後悔しています。（50代後半）」
「教科書やノートは小学校卒業時に捨てましたが、1年生のときの漢字のノートなどは、思い出に残しておいてもよかったなと思いました。（40代前半）」
中学、高校でも後悔…
「卒業時に、中学のジャージを捨ててしまいましたが、部屋着として取っておいてもよかったなと思いました。（50代前半）」
「高校の体操着。もういらないだろうと捨ててしまったのですが、大学では、体操着は自由だったので、もう少し捨てるのを待てばよかった…と後悔しました。（40代後半）」
まとめ
小さいころの思い出の品を捨ててしまって後悔する人が多いなか、体操服や文具など「卒業後も使えたのに！」と悔やむ人も。そんななか、捨てて後悔したものに「卒業アルバム」と回答する40代のかたが！卒業アルバムというと、「捨てるハードル」がもっとも高そうですが、何があったのか気になるところです。もちろん、子どものものはどれも、いずれは役目を終えて捨てるものではありますが、そのタイミングを誰もが迷うところですよね。親たちが、悩み、悔やむ姿が垣間見えるアンケート結果となりました。
※サンキュ！モニター調査より（2023年7月実施、回答者243人）
