シュワ&ダニーにオスカー爆笑・胸熱「ツインズ」が「ゴジラ」祝福し、バットマンと一触即発

「第96回アカデミー賞」の授賞式が10日(日本時間11日)、米ロサンゼルスで開催され、「ゴジラ-1.0」が日本映画として初めて視覚効果賞を受賞した。

視覚効果賞のプレゼンターを務めたのはアーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デヴィート。「ツインズ」(1989年公開)では実験によって誕生した似ても似つかない双子を演じたコンビだ。また、シュワちゃんは「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」(97年)でMr.フリーズを、ダニーは「バットマン リターンズ」(92年)でペンギンを演じた“悪役コンビ”でもある。

2人を倒したバットマンを演じたマイケル・キートンも招待席に座っていたとあって、“悪役コンビ”はノリノリ。シュワちゃんが「2人ともバットマンを殺そうとしたんだ」と口火を切ると、ダニーは「どうやってやられたんだ?」。シュワちゃんが「唯一の弱点を突かれた…愛だよ」と答えて笑わせた。さらにダニーは「ひどいバットマンだ」と逆恨みコメント。客席を見回し「ここにいる!」とキートンを指した。カメラが寄るとキートンは「かかってこい」のポーズ。ベテランたちの絶妙なやりとりに会場は大拍手となった。

2人は視覚効果賞に続いて編集賞のプレゼンターも担当。「オッペンハイマー」で受賞したジェニファー・レイム氏は「『ツインズ』大好きでした」とチラリと映画ファンの心を見せていた。

「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」の字幕版は3月11日(月)午後9:00〜[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]で、WOWOWオンデマンドでは3月19日(日)午後11:59までアーカイブ配信している。

(よろず~ニュース編集部)

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