既婚女性、20%が「推し活」 OKB総研が調査結果まとめ

 【西濃】大垣共立グループのシンクタンクであるOKB総研(本社大垣市)は、既婚女性を対象に好きなアイドルやアニメキャラクター、スポーツ選手などを応援する「推し活」に関する調査結果をまとめた。2023年11月時点で、「推し活をしている」と回答した割合は20.4%。年代別では20歳代が37.3%と最も高かった。

 推し活を「現在している」「以前はしていたが、今はしていない」と回答した人のうち、推し活の費用は月平均で「5千円未満」が47.3%で最も高かった。「1万円以上」の回答は、20歳代が36.4%で他の年代に比べて高くなっている。

 具体的な活動では、「ライブや舞台、イベントに行く」が77.1%で最も高く、次いで「CDやDVDを買う」が69.9%、「グッズを買う」が64.9%だった。

 推し活を「したことはない」と回答した人のうち、「推し活に興味がある」と回答したのは14.2%だった。

 アンケートは大垣共立銀行の本支店(東京・大阪は除く)を訪れた既婚女性819人を対象に23年11月に実施した。有効回答数は791人で、回答率は96.6%。

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