韓国代表、ソン・フンミンと”下剋上”騒動を起こしたイ・ガンインの招集に批判殺到「世界の笑いもの」

11日、韓国・ヘラルド経済によると、サッカー韓国代表キャプテンのFWソン・フンミンに対し「下剋上」を起こしたと物議を醸したMFイ・ガンインが代表に招集された。写真はソン・フンミン。

2024年3月11日、韓国・ヘラルド経済によると、サッカー韓国代表キャプテンのFWソン・フンミン(トッテナム)に対し「下剋上」を起こしたと物議を醸したMFイ・ガンインが代表に招集された。

ファン・ソンホン暫定監督が11日午前、今月行われるタイとの2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選に向けた代表メンバーを発表し、イの名前も挙がった。

イはアジアカップ準決勝ヨルダン戦の前日にソンと衝突。ソンは指を脱臼した。このことで全国民から怒りを買い、代表に招集すべきではないとの声が多く聞かれたが、ファン監督はイを選択した。ファン監督は昨年の杭州アジア大会でU-24韓国代表を指揮し、金メダル獲得に導いた。イはこれに寄与したファン監督の「愛弟子」だと記事は伝えている。

イは”下剋上”騒動を受け先月21日、英ロンドンを訪れソンに謝罪した。ソンはその後、SNSに「ガンインがこうした過った行動を二度としないよう、より良い人間、良い選手に成長できるよう、私たち全選手が代表チームの先輩として、キャプテンとして、そばでケアしていきます。ガンインを許してほしい」と投稿している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「がっかりだよ、監督」「監督の顔も見たくなくなった」「チームワークより個人の気持ちを優先するとは、監督の資格がない」「どんなにうまい選手でも、チームワークを乱す人物は合流させない方がいい。メッシクラスでないと、1人では何もできないよ」「世界中の笑いものになりそう」「もうサッカーは見ない」など、ファン監督に対する厳しい声が多数寄せられている。

その他、「サッカー協会は問題が起きた時には状況を詳しく調べ、懲戒に値する選手に懲戒を下すという仕事をきっちりすべきだ」「ソンをもう呼ばないで!。タイ戦にまで招集する必要ないでしょ」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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