米アカデミー日本映画W受賞「君たちはどう生きるか」「ゴジラ -1.0」 栃木県内でもお祝いムード

とちぎテレビ

アメリカ映画界最大の祭典・アカデミー賞の授賞式が日本時間の11日開かれ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞に、山崎貴監督の「ゴジラ -1.0」が視覚効果賞に輝きました。これを受け県内の書店では、さっそく、特設売り場を置き、快挙を祝っています。

第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞を獲得した「君たちはどう生きるか」。製作された東京・小金井市のスタジオジブリではスタッフから歓声と拍手が起きました。日本の映画が長編アニメーションを受賞したのは2003年、同じく宮崎監督の「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2回目です。

「ゴジラ -1.0」が獲得した視覚効果賞を日本の映画が受賞したのは初めてです。今回の快挙を受け、宇都宮市宝木町1丁目にある書店では急きょ、店舗の入り口近くの売り場に「君たちはどう生きるか」や宮崎監督に関係する書籍を集めました。宮崎監督が子どもの頃に強い影響を受けたという映画と同じタイトル、1937年に発売された吉野源三郎作の小説や今回の作品の原作になったとも言われるファンタジー小説、「失われたものたちの本」もあり、お祝いムードを盛り上げています。

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