国際医療福祉大で卒業式にあたる「学位記授与式」 コロナ禍のキャンパスライフを振り返り「新生活へ決意」

とちぎテレビ

新型コロナウイルスの世界的な流行が始まった4年前に、大学に入学した学生たちが、この春キャンパスを巣立ちます。大田原市にある医療や福祉スタッフを育成する大学で11日、卒業式が行われました。

大田原市にある国際医療福祉大学では11日、卒業式に当たる学位記授与式が行われました。今年度(2023年度)は、保健医療学部など3つの学部の学生と大学院生、合わせておよそ830人が卒業しました。

学部の卒業生たちは、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出された2020年の春に入学しました。当時、入学式は中止になり、授業も当初はオンラインで行われたほか、サークル活動もできないなど厳しい学生生活を送りました。

卒業生の代表に学位記を授与した鈴木康裕学長は「つらく厳しいことに遭っても、果敢に対処してぜひ乗り越えていってほしい」と祝辞を述べました。

卒業生を代表して、視機能療法学科の斉藤明日香さんが謝辞を述べました。

卒業生たちは式のあと友人と記念写真を撮るなど、コロナ禍の学生生活を振り返るとともに、4月からの新生活へ決意を新たにしていました。

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