沖縄本島の11ダム、貯水率45.8%に 前日から0.3ポイント低下

 沖縄本島内11ダムの貯水率が12日午前0時現在、前日から0.3ポイント低下して45.8%となった。貯水率の低下は5日連続。

 ダムのある本島北部では11日深夜から雨が降り始めたが、12日午前0時までに貯水率を改善させるほどの雨は降らなかった。ただ、国頭村では12日午前1~2時にかけ、1時間に20ミリ前後の強い雨が降った。

 県内では昨秋からの少雨傾向で11ダムの水量が大幅に減少し、県は節水への協力を呼びかけている。

 沖縄気象台によると、沖縄本島地方は前線の影響で荒れた天気となっているが、次第に高気圧に覆われて晴れ、少雨傾向が続くとみられる。

(資料写真)大宜味村の大保ダム=3月5日午後5時過ぎ(竹尾智勇撮影)

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