★ポリ袋で鶏ハム!★
ポリ袋に入れてもみもみしてチンするだけで、とろけるような食感のチャーシューができあがります。「ポリ袋」と「電子レンジ」を使って、湯せんの力を利用して作るスペシャルな調理法を教えてくださるのは、料理研究家 しらいのりこさん。ポイントは、きちんとレシピどおりに計量して作ること。あとはびっくりするくらい簡単です。
「ポリ袋」は耐熱温度が120℃以上の耐熱ポリ袋を使用してください
ポリ袋は、耐熱温度が高い高密度ポリエチレン(HDPE)製で厚さ0.01㎜以上の食品用ポリ袋を必ず使ってください。耐熱性が低いものを使うと、加熱の途中で袋がとけてしまう場合があるので、必ず材質の確認を。ここでは35×21㎝サイズで耐熱温度120℃の「アイラップ」を使用しています。
気軽に作れるわが家のごちそうです。
豚肉に調味液を加えてレンチンすれば、味がしっかりとしみ込んだチャーシューも作れます。このやり方を試してから、わが家の食卓にチャーシューが登場する機会がふえました。とろけるような食感がやみつきになります。
レンチンチャーシュー
材料(作りやすい分量)
豚肩ロース(または、バラ)かたまり肉…200g
塩…小さじ1/3
砂糖…大さじ1
しょうゆ、はちみつ…各大さじ2
ごま油…小さじ1
こしょう、五香粉…各少々
レンチン14分→15分放置
作り方
①ポリ袋にすべての材料を入れて袋の上から10回ほどもんでなじませる。
②直径約25㎝の耐熱ボウルに水1ℓを入れ、①を袋の口は開けたまま静かに沈める。電子レンジで14分加熱する。
③湯につけたまま15分おき、中まで熱を通す。
④食べやすく切り分けて器に盛り、好みでベビーリーフを添える。
このチャーシューのレシピをネット上で紹介したら「こんなに簡単にチャーシューができるなんて!」とコメントをいただき、とてもうれしかったです。レンチンした青菜やねぎなどをのせて。(しらいのりこさん)
調味料を変えるだけで、味わいの異なる煮豚に変身!
家庭にある調味料や香辛料を使ってアレンジすれば、いろんな煮豚に味変できます。しっかりと味がしみ込んで、しっとりとやわらかいので、弁当やつまみぴったりです。
作り方は4レシピとも共通!
バラ、ロース、もも、ヒレのどの部位で作ってもおいしくできます。
①ポリ袋に豚肉を入れ、Aを加えて袋の上から10回ほどもんでなじませる。袋の口を閉じ、冷蔵室で1時間~一晩おく。
②直径約25㎝の耐熱ボウルに水1ℓを入れ、①を袋の口は開けて静かに沈める。電子レンジで15分加熱する。
③湯につけたまま15分おき、中まで熱を通す。好みの厚さに切り分ける。
レンチン15分→15分放置
ナンプラーでうまみ倍増 【エスニック煮豚】
材料(作りやすい分量)
豚肩ロースかたまり肉…250g
Aナンプラー、酒…各大さじ1
A砂糖…小さじ2
A酢…大さじ1/2
にんにく風味で食欲をそそる【豚のみそ漬け風】
材料(作りやすい分量)
豚バラかたまり肉…250g
Aにんにくのすりおろし…小さじ1
A米みそ…大さじ3
A酒、砂糖…各大さじ1
スパイシーでさっぱり【ウスター煮豚】
材料(作りやすい分量)
豚肩ロースかたまり肉…250g
Aウスターソース、赤ワイン…各大さじ2
粒黒こしょう…5粒
ローリエ…1枚
●Aを加えてもんだあとに、粒黒こしょう、ローリエをのせる。
調味料1種でこんなにうまい【塩麴豚】
材料(作りやすい分量)
豚ももかたまり肉…250g
A 塩麴…大さじ1(20g)
*塩麴のかわりに、同量のしょうゆ麴を使ってもよい。
※この記事は『ポリ袋でレンチンおかず 電子レンジでこんなにおいしい!』しらいのりこ著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2023年3月2日に配信した記事を再編集しています。