セコム警備員賃上げ、最大10% 「手厚く配分」

 セコムは12日、2024年春闘で、警備員の賃金を8~10%引き上げることで労働組合と妥結したと明らかにした。対象の警備員は組合員約1万4千人の約半数。「士気向上と採用強化のために手厚く配分する」と説明した。組合員全体の平均賃上げ率は6.3%。賃上げには基本給を底上げするベースアップ(ベア)や定期昇給、手当が含まれる。

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